阪証券取引所は22日、来年3月をめどに外国為替証拠金取引(FX取引)の市場を創設すると発表した。ドル円やユーロドルなど9種類を扱う。取引時間は午前7時から翌日の午前6時までとし、ほぼ丸1日売買ができるようにする。
取引単位は1枚当たり100万円程度(ドル円なら1万ドル)で、株式と同様にオークションの板を用いて売買する。投資家は、取引額の30分の1程度を証拠金として差し入れる。土日は休日とするが、祝日は取引を実施する。
取引所によるFX取引には東京金融取引所の「くりっく365」がある。記者会見した大証の米田道生社長は「この市場は株式以外にFXもやってみたいという投資家向けで、(くりっく365とは)参加者の層が違うと思う」と話した。
また、昨年9月から始めた「イブニング・セッション」の取引時間について、今年10月をめどに1時間延長し、午後4時半から午後8時までとすることを明らかにした。
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